当院の内視鏡が患者様から選ばれる5つの理由

当院の内視鏡が患者様から選ばれる5つの理由

2024年の内視鏡検査は年間8,000件を超えました。

おかげさまで佐野病院の内視鏡検査は、2006年の消化器センター開設以来、内視鏡検査を希望される患者様は増加してきています。2024年には年間内視鏡検査数が8,000件を超え当院での過去最高となりました。佐野病院の内視鏡検査の特徴を5つあげてみますと・・・

1.静脈麻酔の使用

2.早めの検査対応

3.経験を重ねた医師陣

4.進歩した診断と治療

5.新しい設備の導入

 

1.静脈麻酔を使用した内視鏡

日本では麻酔(全身静脈麻酔)を行わずに内視鏡が行われることが多いですが、海外ではほぼ90%以上の患者様が麻酔を使用して眠りながら内視鏡を受けています。
日本で行う内視鏡検査の評判は..

  • しんどい・つらい
  • オエッとするので二度と受けたくない
  • お産(出産)より苦しい

等と言われています。

当院では、患者様の状態に応じて静脈麻酔を併用した内視鏡検査を行っています。

また、検査後には患者様にアンケートへのご協力をお願いしており、いただいたご意見を今後の診療に活かすよう努めています。

 

2.早めの検査対応

佐野寧院長が以前勤務していた病院(国立がんセンター、大学病院など)では、多くの患者様が日本全国から集まります。そのため、予約が2か月~6か月待ちというのも稀なことではありません。しかし、患者様の症状によっては急激に進行したりする場合もあり、早期の検査がよい場合もあります。

当院では、そのような患者様の不安に出来るだけ対応できるように、急を要する症例では一週間以内、長くても1か月以内の診断・治療を目指して、スタッフ一同、日々遅くまで努力しております。

 

3.経験を重ねた医師陣

佐野病院で行う内視鏡検査と治療は、内視鏡診断治療の専門知識をもった医師陣が行います。その医師らは国立がん研究センターを中心とした、がん専門の診断治療病院で修練を受けた医師らで構成されています。

大学病院や公的病院では、患者様が主治医と時間を中々合わせることが出来ず、説明を十分に受けることが出来なかったようなご不満もよく聞きます。また、その主な理由が、

“なかなか先生をつかまえて、聞きにくい”
“簡単なことを聞くと怒られそうだから・・・“

といったことが主な理由です。

当院では、患者様一人ひとりの状況に応じた治療方針を検討し、丁寧にご説明することを心がけ、常に患者様の立場に立った医療を目指しております。

  • 北南アメリカに医師への内視鏡技術指導(佐野寧医師)アメリカの医師への内視鏡技術指導(佐野寧医師)
  • 中国での内視鏡治療(佐野寧、佐野亘医師)中国での内視鏡治療(佐野寧、佐野亙医師)
  • 南アメリカでの内視鏡治療(佐野寧)南アメリカでの内視鏡治療(佐野寧医師)
  • 朝から晩まで、一日に25名の大腸内視鏡を施行、流石に疲れました。(バンコクや、中国、香港などのアジア各国でも内視鏡治療、技術指導を行っています)朝から晩まで、一日に25名の大腸内視鏡を施行、流石に疲れました。バンコクや、中国、香港などのアジア各国でも内視鏡治療、技術指導を行っています。(佐野寧医師)

“より親密な内視鏡専門医師による診断治療”れが当院のモットーです。

4.進歩した診断・治療

近年、内視鏡による診断・治療は大きく進歩しています。そのため、医師は日々変化する医療に対応できるよう研鑽を重ねることが求められます。当院では、内視鏡診断・治療を担当する医師が学会や研究会に積極的に参加し、知識や技術の向上に努めております。

院長が開発した内視鏡診断機器(NBI)による大腸早期がん院長が開発した内視鏡診断機器(NBI)による大腸早期がん観察。

早期がんの内視鏡治療(ESD)従来は手術が必要であった病変も内視鏡で治療が可能になっています。早期がんの内視鏡治療(ESD)。従来は手術が必要であった病変も内視鏡治療が可能になっています。

院長の内視鏡に関する 出版著書

消化器癌診療における治療内視鏡実践ハンドブック [単行本]

武藤 学 (編集), 土井 俊彦 (編集), 佐野 寧(編集)国立がんセンター東病院消化器内科 (編集)

がん征圧に向かう内視鏡医たちへ!消化器内科医が診断だけでなく、治療にも積極的に関わるようになった昨今、内視鏡による治療技術に関わる幅広い知識と技術を持つことと正しい知識と適切な対応が求められている。本書は、国立がんセンター東病院で実際に行われている治療内視鏡手技について、その適応と安全に行うためのコツを交えて解説する。

消化器癌診療における治療内視鏡実践ハンドブック [単行本]

NBI内視鏡アトラス

武藤学/八尾建史/佐野寧

NBI(narrow band imaging)内視鏡診断における貴重な写真を満載したアトラス、持ち歩いていつでも参照できるハンディサイズながら、通常光、拡大内視鏡、病理像も盛り込み、咽頭・喉頭~大腸・直腸を一冊で網羅、NBIの開発時から先駆的に取り組んできた編者らによる入魂の一冊、消化器科医、内視鏡医、内視鏡診療に携わる実地医家必携。

NBI内視鏡アトラス

Atlas of Advanced Endoscopy (X1 system)

佐野寧/Philip Chiu/Rajvinder Singh/       Noriya Uedo/Kenichi Goda/Chikatoshi Katada

本書は2022年の秋から企画を始め、幾度となく出版社とやり取りをし、海外Springerの医学書に例のないカラー内視鏡写真入り表紙となりました。
口腔、舌から、咽頭、食道、バレット、胃、十二指腸、大腸、直腸、肛門まで全てを網羅。念入りにチェックされた写真、素晴らしい内容になったと思っております。

多くの方々にダウンロード頂き、佐野寧院長も生涯最高の一冊になると自負する本です。

 

5.新しい設備の導入

当院では2006年に内視鏡室を開設し、多くの患者様にご来院いただいたおかげで継続的な設備の導入が行えております。今後も、新しい医療機器への更新を行い、安全に配慮した診療が行えるよう、スタッフ一同努力を続けてまいります。

  • 当院の内視鏡室。多くの最新機器が完備されています。 (室内は内視鏡画像がよく見えるようにブルーのライトが完備されています)当院の内視鏡室には多くの新しい機器が整備されています。室内は内視鏡画像がよく見えるようにブルーのライトが完備されています。
  • 観察性能、操作性・挿入性、業務効率のさらなる向上を目指した 当院では、観察性能、操作性・挿入性、業務効率の更なる向上を目指したオリンパス社製「EVIS LUCERA ELITE, OLYMPUS」を採用。

国内向け内視鏡ビデオスコープシステムの最上位機種 「EVIS LUCERA ELITE, OLYMPUS」

 佐野病院1階ギャラリーには、オリンパス製往年の名機CF-200Z(1993年当時の実物)が展示されています。 

常に最新の設備を完備する これが当院のモットーです。

内視鏡検査をお受けになるには・・・

内視鏡検査をご希望の患者様は、お電話、またはインターネットからご予約をお願い致します。

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