
case1
胃ESD 遠藤 昌樹先生 症例
標本サイズ67×40oの大きな病変であったが問題なく切除を完了。
施行時間:70分

前日に、APCを用いて術前マーキングを行った。


Multiple gastric adenomas, 4-lesions
(IIa, 径5mm, 径7mm, 径15×12mm, 径25×10mm)
再構築の結果、すべて腸型低異型度管状腺腫であった。
計4病変は、全て完全切除されている。
case2
大腸ESD 町田 浩久先生 症例
辺縁部の丈は低いが、中心部は隆起がやや高くなっている。
インジゴカルミン散布像では、辺縁部及び中心部ともに大小不同のないvilliが集蔟しておりW型pitを呈している。

ESDで一括切除した。
使用デバイス:BT-Bナイフ
検体:60×60mm
切除時間:90分


Tubulovillous adenoma, including
Intramucosal adenocarcinoma
pTis(M)(tub2>tub1), pHM(-), pVM(-)
ly0, v0, ESD
case3
大腸ハイブリッドESD 佐野 寧先生 症例
大部分はW型Pit pattern(工藤・鶴田分類)を呈していたが、一部に発赤部を認めた。




このことから同部でVs型Pit patternが観察されたものと考えられた。
発赤部周囲は管状絨毛腺腫、発赤部は管状腺癌と診断した。
深達度はpMであった。


Tubulovillous adenoma,
including severe atypia and
intramucosal adenocarcinoma(tub1),
ly0, v0, HM0, VM0